バカラには、マーチンゲール法や、1-3-2-6法、2-1-2法などの、有名なベットシステムが存在します。
バカラで勝つ確率を上げるために、ベット数を色々と変えていく手法として知られています。
バカラのルールはとてもシンプルです。
これらのシステムベッドに加えて、今回紹介する「罫線」をうまく使いこなすことができれば、もっと深くバカラを楽しめ、また勝つ確率を上げることもできるようになります。
バカラでお勧めの戦い方の1つです。
罫線とは
バカラにおいて使われる「罫線」とは、ゲームの勝ち負けを記録していく表のことです。
いわゆる「出目表」のことを指します。
表のデザインはとてもシンプルです。
縦の列は6列、横の列は特に決まりはなく、横長な形であれば、適度な数で問題ありません。
もちろんExcelを使えばパパッと作れますし、裏紙とペンさえあれば、手書きでももちろん記録することができます。
特に、オンラインカジノでバカラに挑む場合は、Excelデータ上でも、紙の上でも、記入するタイミングもあるので、おすすめです。
豆知識として、黒ペン一色ではなく、縦横の枠線は黒で書き、あと3種類の色ペンが準備できれば、ぱパッと見で違いが分かる表になります。
赤、青、緑の3色がオススメです。
罫線の記入方法について
「罫線」の記入方法はとってもシンプル、簡単です。
今から説明する記入方法は、「大路」と呼ばれる記入方法です。
そのまま真似してみて下さい。
・バンカーが勝った場合→赤【〇】
・プレイヤーが勝った場合→青【〇】
・引き分けの場合→緑【/】
・記入する場所は、1番左上から順に
・1つ前のゲームと勝敗が同じなら、下方向に続けて〇を記入
・1つ前のゲームと勝敗が異なるなら、右の列へ1つ移動して一番上から〇を記入
上記の記入方法「大路」の他に、大眼仔(ダイガンチャイ)、小路(シュウロ)、甲由路(カッチャロ)と呼ばれる方法が存在しますが、今回は詳細の説明は割愛し、最もシンプルな「大路」をもとに説明を続けます。
「罫線」から何がわかるのか?
では、この罫線をつけていくと、何が分かるのかと言うと、バカラには、「勝負の波」があるということに気づきます。
バカラ最大の特徴として、私たちはあくまでも「プレイヤー」ではなく、「バンカー」と「仮想のプレイヤー」が行うゲームの「第三者」の立場としてゲームに参加し、その結果を「予測」するゲームです。
一見すると、完全に運まかせで、自らの実力は関係なく、どちらが勝つかは全く不規則なものかと思いきや、よくよく見ると、バカラには「勝負の波」が存在するのです。
頭の中の記憶だけでは、なかなか分かりが、この罫線を記入していると、直感的にどの波が来ているのかが一目で分かるため、次の勝敗を予測するときの大きな判断材料になります。
ヘッドに悩んだ時は、罫線から見えてくる勝負の波を判断材料にしてみましょう。
勝負の波1「テレコ」
1つ目の勝負の波は、「テレコ」です。
これはバンカーとプレイヤーが1回ずつ交互に勝っているときのことを指します。
この「テレコ」の状態が続けば、次は今の逆側が勝つのかも?と推測できます。
勝負の波2「連勝」
2つ目の勝負の波は、「連勝」です。
これは文字通り、プレイヤーとバンカーが交互に同じ回数ずつ連勝していることを指します。
例えばプレイヤーが3連勝、その後バンカーが3連勝、また次にプレイヤーが3連勝、この状態だと「連勝の波」が来ていると想定できるので、「もしかすると次のゲームは、バンカーが勝つのかも」と考えるのです。
勝負の波3「ニコイチ」
3つ目の勝負の波は、「ニコイチ」です。
ニコイチとは、プレイヤーが2勝、バンカーが1勝、プレイヤーが2勝、バンカーが1勝…と、2勝1勝、2勝1勝…という形が続いている時、ニコイチの波が来ている可能性があります。
勝負の波4「ドラゴン」
4つ目の勝負の波は、「ドラゴン」です。
罫線の縦方向は、前述した通り基本的に6マスです。
一方が6連勝し、次にもう一方が勝った場合は、1つ右の列に移り、6連勝(6つの〇印)はそのまま1列に収めることができますが、仮に10連勝した場合、単純に枠が足りず、1列では収まりきれません。
その場合、〇印を1番下のマスまで書くと、改行するのではなく、最底辺を一つ横方向にずらして記入していきます。
すると縦に6つ、横に4つの丸が並び、L字の形になり、見た目もドラゴンのようになりました。
バカラ「罫線」で覚えておくとよい他の用語
罫線を上手に使いこなすため、一緒に使われる専門用語とその意味も併せて押さえておきましょう。
・面(ツラ):連勝が1度きりでなく、何度も立て続けに続く場合のこと。
「ツラ」または「タテヅラ」と呼びます。
ちなみに、プレイヤーが連勝した場合は、プレイヤーヅラと呼び、バンカーが連勝した場合はバンヅラとも呼ばれます。
・落ちる:連勝が続くと、〇の記入が下方向に続くため、その様子から「落ちる」と呼びます。
・横に走る:プレーヤーとバンカーが交互に勝つと、横方向に丸を記入していくため、その様子から「横に走る」と呼びます。
・横面(ヨコヅラ):今までの言葉を合わしたような意味です。
プレイヤーとバンカーが交互に連勝した場合、面が横方向にもずっと伸びていきます。
その様子から、「ヨコヅラ」、面が横に走ると言う意味でこう呼ばれています。
いかがでしたでしょうか。
今回は最も基本的な「大路」の罫線をまとめてみました。
一見運次第の賭け事に見えるバカラですが、罫線を使えば勝負の波が分かり、この後の流れを予測することもできるのです。
野球やサッカーなどのスポーツにも流れや波があるように、バカラにも「勝負の波」があるのです。
罫線だけで100%の確率の勝率をたたき出せる訳ではありませんが、罫線を使いこなし、勝負の波を見極め、勝つ確率を1%でもあげて、オンラインカジノのバカラを楽しみましょう。